ハンドメイドレシピと手作り情報サイト

エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.18

2008年10月31日01時01分
プロ・アマチュア問わず、実はハンドメイドの達人が多く利用していることでも有名なエキサイトブログ。今回はそんなエキサイトブロガーから、選りすぐりのハンドメイド作家の方々の、とっておきのアトリエをご紹介。洋裁、編み物、手芸、ミニチュア雑貨、フラワーアレンジメント……様々な分野で活躍するブロガーたちの、それぞれの手作りのルーツとは?

第十八弾も、ハンドメイドを愛してやまない素敵な作家兼ブロガーさんにご登場いただきます!


♯1 インテリアを引き立てるおしゃれなフラワーアレンジメントが魅力―「AT Y's お花と暮らし」のyoshiyaさん


生花からブリザーブドフラワーまで、暮らしに彩りを添えるアレンジが素敵な、yoshiyaさんの登場です!

yoshiyaさん
島根県出身。文化女子大短期大学部服装学科卒業後、縫製関係、住宅関係、コンピューター関係の会社に勤務し、結婚を機に退社。主婦業の傍ら、「マミフラワーデザインスクール」にてフラワーアレンジメントの講師資格を取得。自宅アトリエ(埼玉県川越市)にてフラワーアレンジ教室『AT Y's』(アトワイズ)を主宰。ブリザーブドフラワーや生花のフラワーアレンジメントレッスン、フォトコラボレッスンなどを企画開催中。ネットショップ『AT Y's』にてブリザーブドフラワーの作品の販売や雑貨の販売も行っている。

「AT Y's お花と暮らし」



お気に入りの中庭。「『おうちフォト』の撮影に使ったり、ガー
デニング、バーべキューなども楽しめます。初夏にはツルが
伸びるアイスバーグ、秋にはブドウが実ります」

――手作りをはじめたきっかけは?

小さい頃から絵を描いたり、手芸をしたりするのが好きでした。
リカちゃん人形が好きで、リカちゃんの洋服が作りたくて母に縫物を教えてもらったり、編み物がしたくて編み物上手な近所のおばさんのところへ習いに行ったことなども覚えています。
中学のころはインテリアにも興味がわいて、古い引き出しやカラーボックスをペイントしてみたり、模様替えを楽しんでいました。

お花も小さいころから好きでしたね。
母が華道の先生をやっていて、庭にはたくさんの花が咲いていたので、花を摘んで牛乳瓶に生けたり、母の剣山を借りて生けたりしていました。
そんな手作りの経験が今につながっていると思います。

――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?

やはりフラワーアレンジですね。
習おうと思ったきっかけは、自分の結婚式に作っていただいたブーケがとても魅力的だったから…。「私もいつかこんな素敵なブーケが作れたらいいな」という気持ちで習い始めました。
『マミフラワーデザインスクール』ではブーケやコサージュ、フラワーアレンジはもちろんのこと、ワックスワークやワイヤーワークなど、クラフト系のレッスンもあったので、とても楽しかったです。
そして、素敵な先生方に出会い、いつか自分も「フラワーアレンジの楽しさを伝えられることができればいいな」と思うようになり、講師の資格を取りました。
ママ友達から、「教えてくれる?」と言われて始めた自宅でのアレンジ教室も今年で13年目になりました。
他にも、ハンドメイドすることが大好きで洋裁や編み物、刺しゅうをはじめ、木工や料理、アロマやハーブ、ガーデニング、写真…など、いろいろなものに興味があります。



(左)リビングの手作りの棚のコーナー。「小物を収納しつつ、アレンジ作品を飾って季節のディスプレイを楽しんでいます」
(中)アトリエの出窓。「杉板で窓枠を作り、アンティークの窓をはめ込みました。ここも作品のディスプレイの場所です」
(右)白のブリザーブドのアジサイをメインに、ラグラスや木の実などを配した可憐なリース。「差し色にブルーグリーンのブリザ
ーブドのアジサイを入れました」



ブルーグレーのブリザーブドのミニバラをメインにしたアレンジ。
「飾り方をいろいろ楽しめるように、ブーケ仕立てにしてあります」
――お花の魅力&自分らしい作品づくりのポイントは?

お花や植物の魅力は、生花もドライもブリザーブドも日々変わりゆくからでしょうか。そして、日々の暮らしにうるおいを与えてくれ、心を癒してくれるのも魅力のひとつだと思います。
生花を生けておくと、枯れていくものもありますが、小さな器の中でしっかりと根を伸ばしたり、お日さまに向かって日々伸びていくものもあります。
ドライになってるお花も一生懸命種を飛ばそうとしていたり、月日とともに変化していく魅力を感じます。ブリザーブドフラワーの寿命は3から5年、保存状態が良ければ10年と言われていますが、環境や花材や色によっては月日がたつと退色するものもあります。特に湿気は大敵です。

でも、贈り物の場合はいつまでも美しくいてほしいと思います。なので、「できるだけ長く飾っていただけますように」という思いで、花材選びには気をつけています。生花も、ドライフラワーやブリザーブドフラワーのアレンジも、できるだけ長持ちのする花材を使うようにしています。
そして、永遠ではないアレンジだからこそ、作品が出来上がった時にずっとその時の姿を残したくて、写真を撮るようにもなりました。より良い写真が撮れるように、カメラの先生にアドバイスをいただきながら、『おうちフォト』と題したフォトコラボレッスンで勉強中です。

私の手がける作品は、主役としてのアレンジより、インテリアやテーブルデコレーションの一部としての、差し色的なアレンジが好きですね。インテリアや雑貨、料理の横に飾って、素敵に見えるようなアレンジ。お互いが引き立つような、そんなアレンジが好きです。

――他の分野で挑戦してみたいものは?

フラワーアレンジのレッスンだけでなく、アロマやハーブクラフトを取り入れたレッスンも始めたいと思っています。
また、服飾関係の学校を卒業したので、短大の時に勉強したことが活かせるような、手仕事にも挑戦したいですね。

――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。

10月には『レコルト-小さな収穫祭-』というイベントに参加。12月8日には『AT Y's』として初めてのスクールの作品展の開催を予定しているので、秋やクリスマスに向けて、あたたかみのある作品を作りたいと思っています。
また、フラワーアレンジやアロマの楽しさをたくさんの方に知っていただけるように、地域の講習会やキッズレッスンも開催したいと思っています。
時々開催しているフォトグラファーその江さんとのコラボレッスン『おうちフォト』では、自分で作品を作る楽しさと写真を撮る楽しさをみなさんと共有できればいいなと思っています。

私はこれまでたくさんの友達に支えてもらいながら、教室を続けて来ることができました。自宅が教室なので、もちろん家族の理解や協力もあってこそです。そして、教室をやっていたからこそ知り合えた方たちもたくさんいます。
メインサイトやエキサイトブログ、ネットショップを通して、たくさんの方たちとも知り合えました。これからもそのつながりを大切にしていきたいと思っています。




続いて、繊細なレースからメタルのオリジナルアクセサリーを制作する、SAFFRONさんの登場です!



1 2 3 >>

エキサイトブロガー  , アンティークレース  , ハンドメイド  , フラワーアレンジ  , スペインタイル  , ブリザーブドフラワー  , オリジナルアクセサリー  ,

最新情報をSNSでも配信中♪

twitter

このサイトに掲載された作品に関して、その作品の作者以外の方は写真やデザインを複製して販売したり、商用利用はしないでください。
個人の趣味の範囲でお楽しみいただくようお願いします。

Copyright © 2008-2024 Atelier, Inc. All Rights Reserved.