エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.8
2007年12月08日07時01分♯4 心あたたまる布小物や洋服をちくちく―「ほんわか堂」のきょうきょさん
暮らしに幸せを運ぶ、心やさしい手仕事! ソーイングからドライリース作りまで手がける、きょうきょさんの登場です!兵庫県出身。2人の子、1匹のワンコのお母さんしています。
チクチクお裁縫にハマリだしたのは、ムスメが生まれてからで、早7年くらいに。
ソーイングだけでなく、ドライリース作りや鍵編み、簡単なクラフトモノなど…日々の暮らしに寄り添ったハンドメイドを、マイペースでほのぼの楽しみ中♪
ちょっと懐かしい香りのする古道具、アンティークやカフェめぐり、天然酵母のパン作りも好きです。
「ほんわか堂」
毛糸玉やリネン糸をディスプレイにも使ってます。
作業机の前の壁にとりつけた棚に並べて。
一応、短大の家政科出身なんですが、学生時代は勉強熱心な方でもなく…(笑)。本当の意味での自然なきっかけは、ムスメがよちよち歩き出した頃、「ワンピースを着せてあげたいなぁ~」と思ったのが、ソーイング生活の始まりですね~。
その後、私とムスメのお揃い服や、女の子服をダダダッ~と縫いまくり!それから、バッグや小物作り、鍵編み…とハンドメイドに広く手を出し始めて、今に至ってます。
でも、私のハンドメイドの原点は、「私の母」なんです。
母は、私や弟妹の洋服を縫い、セーターを編み、パンを焼き、オヤツを作ってくれて。
当時は「あたりまえ」だったことが、今、同じ「母」の立場になってみると、すごく温かくて愛情をたくさんもらってたんだな~ってしみじみ感謝してます。
そんな「優しい手仕事」がココロに無意識に残っていたことが、今の私の「ハンドメイドの素」となっている気がします。
――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?
仕上がりに達成感があって、実用性を持った「オトナ服作り」が好き。
最初は、コドモ服を縫うことが多かったんですが、なにしろコドモ服はサイズが細かくって難しい(涙)。どんどん成長してしまうので、長く着てもらうことも不可能ですし。そんな風に思うようになり、じっくり取り組めるオトナ服を縫うようになりました。ハンドメイドならではの一点モノ感もありつつ、既製品のような着まわしやすさを心がけて作ってます。
(左)引き出しの中には骨董市で購入したレースなどたくさん。 (中)一年中持てるリメイクカゴbag。市販のカゴにアンティークレースやバテンレースをあしらって。 (右)たっぷり入るグラニーbag。持ち手とクロスのアップリケは本革でアクセントを。 |
「大好きなピンタックワンピ。綿麻ダンガリーで作ったので
カジュアルだけど、可愛い雰囲気が気に入ってます」
――他の分野で挑戦してみたいものは?
お洋服だけでなく、バッグ作りも好き♪
本革や籐かごなど、異素材を組み合わせたバッグを作ることに今、ハマッてるので「革を使ったモノ作り」をいろいろやってみたいな~と。靴とかアクセサリーとか、服飾小物とか。
それと、ずーっと挑戦したかったのが「陶芸」。
和の器、土の焼きもの。目がないんです(笑)。
自分で作った器に、お料理を盛って食べてみたい!!
――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。
私のソーイングは自己流で、楽しむことが基本。
まだまだ覚えなきゃいけない裁縫技術もたくさんあるので、勉強して身につけつつ、「私らしいモノ作り」に取り組めてゆけたらな~と思ってます。
雑貨屋さんに委託したりイベントに出店参加したり。今までのスタンスを保ちつつも、ネット販売なんかも少し挑戦してゆきたいです。
今回のご紹介は以上になります。次回もお楽しみに!