エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.10
2007年10月31日23時01分第十弾も、ハンドメイドを愛してやまない素敵な作家兼ブロガーさんにご登場いただきます!
♯1 パリっ子にも人気のキュートなぬいぐるみ♪―「ou-chiku-chiku」のKEORA KEORA さん
動物をモチーフにしたユニークな発想とかわいくってオシャレ感覚あふれる作品に注目、KEORA KEORAさんの登場です!
フリーランスとしてファブリックアクセサリーを中心に刺繍・裁縫作家として活動。リアリティのある毛並みの顔の刺繍、表情に特徴のある動物を作り、都内の雑貨店やフランスのウェブサイトやパリ市内のショップに出品。2008年8月 名古屋三越主催「ネコネコ展」に出品。二子玉川「cucirina!」、パリのショップ「Calourette(Paris)」、フランスのウェブショップ「mademoiselle urbaine」(商品取り扱いページはこちら)などで、作品展開。2008年10月「Melle Urbaine exhibition(Paris)」に出品。HP「KEORA KEORA 」も運営。
「ou-chiku-chiku」
インスピレーションをくれるシナモン色の愛フェレット。
「動物の刺繍の作品第一号は彼でした」
――手作りをはじめたきっかけは?
以前、勤めていた会社で休職をしている期間に自分でヘアアクセサリーでも作ってみようとはじめました。布やボタン、ビーズやスパンコールを見つけては、それを使ってヘアアクセサリーを作り、友人にあげたり自分で付けたりしていました。
刺繍は、裁縫を始めてしばらく経ったときに「裁縫に打ち込みたい」という思いから始めました。縫い方だけ本を見て覚え、自分の好きな絵を色々なステッチで試しているうちに独自のスタイルが出来上がりました。
ものを作ると周りの家族や友人に「かわいい!」とか「このほうがいいよ」と言ってもらえ、嬉しく、また勉強になり、とても面白いです。
――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?
動物をモチーフにしたもの、その中でも刺繍糸や布で動物の表情を作るのが得意です。
刺繍は糸で立体的に表現できるということに魅力を感じました。動物の顔の毛を縫うことで動物が本来持っているリアルな愛らしさを表現でき、繊細に仕上がります。
初めは飼っているフェレットをモデルに縫っていましたが、お取り引きいただいている都内の雑貨店から、「同じ手法でネコをモデルに」と発注をいただき制作しはじめました。その展示の販売にてご好評をいただいたことから今ではネコが主流となっています。
(左)裁縫の作業のために買ったソファ。「いつも白のトレーの上でゆったりと作業しています」 (中)「耳や足の裏はサテンを使ったり、ビーズや刺繍で飾り付けたコブタです」 (右)フレンチブルドッグのブローチ。「フランスのウェブショップに出品しています。目の星と金の首飾りがポイントです」 |
ネコの顔ストラップ。「一匹一匹表情が違います。
布が毛の模様となり、一点ものです。
これもパリのショップからのオーダーです」
いまは薄い布中心ですがモコモコ素材やガーゼなど肌触りのいい生地を使ったもので作りたいと構想中です。またブラウスの襟に刺繍するとか、Tシャツに刺繍する等したいです。
あと、したいしたいと思いながら出来ていないのは、友人のアーティスト、ウェブで知り合った海外のアーティストとのコラボレーションです!
――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。
まだ作っていない動物を作る予定です。何かは内緒です。(笑)
ネコの顔のピアスやネコヘアクリップは近々パリに出品予定です。これから国内でも皆さんが作品にお目にかかれるように頑張ります。
続いて、感動的なシーンを演出するウエディング小物を手がけるartgiana-gさんの登場です!