エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.11
2007年11月02日03時01分第十一弾も、ハンドメイドを愛してやまない素敵な作家兼ブロガーさんにご登場いただきます!
♯1 夢あふれる小さな花の魔法♪―「atelier bloom*」のtomo*さん
暮らしの中におしゃれ感覚いっぱいの花雑貨を提案する、atelier bloom*さんの登場です!
フラワーアレンジメントを学ぶ過程で、花の本質に興味を持ち生花店へ勤務。 退職後、店舗装花等のディスプレイ業を経て、HP「atelier bloom*」を立ち上げる。イベント・WEB SHOP用の作品制作を行いながら"暮らしの中の花あしらい"をテーマにした、花遊びレッスンを主宰。blogでは、日々の暮らしとちいさなjunkガーデンつくり、花雑貨を紹介。HP「atelier bloom*」も運営。
「atelier bloom*」
「主人と作ったシェルフには大きな引き出し
を付けました。花材や道具をしまっています」
――手作りをはじめたきっかけは?
花屋で勤務していた時に、リースやドライフラワーを使ったクラフトを担当させて頂いて、自宅に持ち帰って作る作業がすごく楽しかった事を覚えています。
花に組み合わせたくて、編み物や、布に…何となく興味を持ちました。
父が鉢花をたくさん育てていて、母が生け花をしていて。両親と共に暮らしの中に花があって、蔦や、木の実、枝や葉っぱ、クラフトへのきっかけがいつもそばにあったんですね。
母が洋裁や編み物などの手作りが好きだったので、自然の物と手仕事を組み合わせていく楽しさを教えてもらえた事が今へと繋がってきたように思います。
また、子供の頃、油絵画家・書家である恩師との出逢いがありました。
先生のおかげでいろんな経験をさせて頂いて、写生旅行で見つけた景色や美術館で絵画や造形に触れる機会に恵まれ、美しいものの教えてくれた幸せが、今も“作りたい”って思うことへの原動力になっているような気がします。
――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?
プリザーブドフラワーを主に使った花雑貨作りです。
「花は高級品なの」って言われるお客様が多くて、もっと身近で、ふだんの暮らしやインテリアに寄り添えるものを作りたい!って。そんな風に思ったことがきっかけです。
リースもクリスマス限定ではなくて、お部屋のおめかしに使えるもの。
つるのリースベースを使わずに、細いベースで華奢なリースを作ったり、丸にこだわらず、クロスや、楕円、ハートやちょうちょの形にしてみたり。
ちいさなお菓子のモールドや空き缶やボトル、木の実など、身近な物を自然の素材、アンティークレースや、きらきら、ふわふわした可愛い物と組み合わせて、おおげさではなくて気負わなくていいもの、雑貨として飾れるもの、花とグリーンでちょっと幸せな気持ちになれるものを作れるよう心がけています。
(左)出来あがった作品は発送までの期間、古いガラス棚に。「ディスプレイして楽しんでいます」 (中)花びらをふんわりひとひらずつ重ねたクロスオーナメント。 (右)花冠のように、花びらとリボンを載せたオンナノコリース。 |
華奢なスプーンには、花をすくったように
パールを添えてアレンジ。
写真です!
作品の最後のおめかしは写真。
お客様へ画面を通じて作品紹介をしたり、SHOPカードを作る時など、写真の役割をとても大切に思うようになりました。
なので、カメラの操作方法から撮り方まで、いつかきちんと学んでみたいです。
――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。
その時の自分が“だいすきなカタチ”を、丁寧に少しずつ作っていきたいなと思っています。
ピンセットを使いながら作るくらい小さな物が好きなので、かわいいサイズの花雑貨作りは続けていきたいです。
月に1度開催している“花遊び1dayレッスン”でもみなさんに気軽に楽しんで頂けるような花雑貨作りを提案していきたいですね。
最近は母とのコラボでタディングレースを使ったアクセサリーも制作しています。
色々意見を出し合って何度も試作を繰り返しているので、完成した時は本当にうれしいです。
繊細なレースでのおしゃれに、いろんなモチーフで幅を広げていけたらいいなって思っています。
続いて、あったかい気分に包んでくれる羊毛フェルトのかわいい作品が魅力的な、チビロビンさんの登場です!