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エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.11

2007年11月02日03時01分

♯3 幻想的な光の輝きが魅力―「atelier GLADYS ステンドグラス工房 作り手の日々」のateliergladysさん

フランス仕込みの本格的なステンドグラス作りが生徒さんにも人気、ateliergladysさんの登場です!

ateliergladysさん
1996年アトリエグラディス設立。日本、フランスでの修行を経て、注文制作、教室、展覧会に勤しむ。 工房設立から12年。教室では生徒さん方と奮闘する毎日を送っている。HP「atelier GLADYS」も運営。

「atelier GLADYS ステンドグラス工房 作り手の日々」



制作に必要なガラスを仕入れるため吟味中。
――手作りをはじめたきっかけは?

子供の頃から絵を描くのが好きだったこともありますが、母と姉がステンドグラスをしていたのがきっかけでしょうか。
その後、ヨーロッパの大聖堂の薔薇窓や本当に小さな町の教会の窓を見る機会があり、自然光を透かしたステンドグラスの光に魅せられて、のめり込んだ感じです。
中世の大聖堂のステンドグラスなどを見ると当時のステンドグラス職人の技術の高さに驚きます。自分もそこに一歩でも近づけたらと頑張る毎日です。

――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?

コパーテープ(銅のテープ)を利用した、ティファニータイプのテーブルランプやオリジナルランプなども作りますが、やはり、自然光を透して飾れるパネルです。個人的にはアンティークガラスに程よい絵付けをしたケイム組み(鉛線を使ったもの)のパネルが好きですね。

透過光で柔らかな表情をみせる手吹きのアンティークガラスは何ともいえない心地よさです。
フランスでステンドグラスの勉強をさせていただいたときはいくつもの大聖堂、教会を見に行きましたが、建物の中に入ったとき光に包まれるあの瞬間は忘れられません。

教室では初めての方でも作れるようなキャンドルホルダーやカードホルダーなどの小物や壁掛けなども手がけています。



(左)ウィンドウパネルのケイム組み作業を終えたところ。(中)薔薇窓をモチーフにした絵付けパネル。
(右)猫のランプ。「猫の柄をサンドブラストして行灯型に仕上げました。脚部も猫脚のようになっています」



蜘蛛の巣のランプ。ドイツ製のアンティーク(手吹きガラス)の
クラッケル(ひび割れのような表情)のガラスを使用して制作。

――他の分野で挑戦してみたいものは?

他の分野というわけではないですが、他の素材を扱う方と一緒に作品を作れたらいいなと思います。
たとえば木工や鉄など、ガラスと違う質感のものと組み合わせて面白いものができないかなあと思っています。

――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。

やはり建物にステンドグラスを入れていけたらいいな、と思っています。
建物に溶け込んだ長く親しまれる作品を作っていきたいですね。
あと教室の作品展は毎年やってきたのですが、なかなか個展のようなものが出来ていないので、近いうちにそんなことができたらいいな、と考えています。





今回のご紹介は以上になります。次回もお楽しみに!

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