世界中の手芸本が集まる空間―アートブックショップ&カフェ
2007年12月03日01時01分#2 自分だけの幸せな時間を作れるハンドメイド―ボンクラージュ SATSUKIさん
ボンクラージュ主宰。
雑貨メーカーの企業デザイナー後、独立。2006年、自由ヶ丘に「メルスリー・ボンクラージュ」をオープン。アンティークレースやフランスレース、ミニチュアなどを取り扱う。「手仕事のある優しい時間」をテーマに、教室なども開催。
SATSUKIの心地いい毎日
お客様の作品ブログ
SATSUKIさんのお祖母さんが使っていたミシン。
「作品作りには使えませんが、ゆっくりなら縫えるんですよ」
小さい頃、祖母にハサミとハギレのはいった缶をもらったことです。あの時、缶の中にあった手作りの憧れと優しい時間が、大きくなってお店になりました。自分だけの幸せな時間を作れることが、ハンドメイドの魅力だと思います。
―毎日の暮らしの中で、ハンドメイドがSATSUKIさんにもたらせてくれる幸せとは?
自分に向き合う時間を持てることでしょうか。あと、私の場合は、私の作るものを喜んで待っていてくれる方がいるということです。「作品を見ると幸せな気分になります」と言っていただけるのはとても幸せなことです。
レース、ばらの花、ワンピース、ミニチュア……乙女アイテムに満たされた店内 |
大好きなものに囲まれることが、創作アイデアの源に
お料理も大好きです。ハンドメイドに通じるところがあるのかしら!? また、ドックシェルターや盲導犬の育成を応援しています。小さなことしかできませんが、みんなで力を合わせれば、きっと大きなことにつながると思います。
―これからハンドメイドを始めてみようと思っている人に、アドバイスをお願いします。
たとえば、市販のものにちょっとレースをつけてみる。それだけだって「ハンドメイド」です。難しく考えずに挑戦していただけたらいいなと思います。
続いて、カルトナージュ作家・吉田晶さんの登場です!