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素材の違う生地を上手く縫い合わせるコツと、 素材の違う生地を縫い合わせるには 向いていない 素材(生地)を教えてください
更新日: 2011/01/05
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「素材の違う生地を上手く縫い合わせるコツと、
素材の違う生地を縫い合わせるには 向いていない 素材(生地)を教えてください」
こんにちは★これはなかなか難しい質問ですー(; ̄O ̄)
みなさん、違う素材の生地同士を縫った事がありますか??
なかなか無いんじゃないでしょうか、かくいう僕もあんまり異素材同士は縫った事がありません、、、(汗)
代表的なのはジャケットの見返しの部分です。ウールと薄い裏地が一緒に縫われていると思います。
これはなかなか難しいので練習あるのみ!と言いたいところですが、ちょっとしたコツをお教えしたいと思います(^^)
まず、なぜ異素材同士が縫いにくいのかの理由を明らかにしましょう。
異素材が縫いにくいのは、それぞれ生地のすべりが違うので、ミシンで縫う時にだんだんズレてきてしまうのです。
ミシンの縫うところ見てください。生地を送る送り歯は下にしかついていませんよね、上からは押さえるだけです。
下の生地はグイグイ進んで行くのに対し、上の生地は「待ってよ〜」と下の生地にくっついて進んで行く、という訳です。
それを解決するためには、上と下の生地がズレるのを防止してあげれば良いのです★
方法としては
①新聞紙やハトロン紙と一緒に縫う!
②洋裁糊を使う!
③星止めする!
簡単なのは①です、下のようにミシンにセットして縫うだけです(^^)
注・縫うところをヨコから見た図です。
↓針
-新聞紙
-生地
-生地
W送り歯
どれもひと手前かかってしまいますが、キレイに縫えると思いますよ★
素材の違う生地を縫い合わせるには 向いていない生地は
滑りの明らかに異なる素材や、ファー等の毛足のあるものはとても縫いにくいです。
具体的には異素材同士をあまり縫った事がないのでわかりません・・・ごめんなさい(; ̄O ̄)
ぜひ色々チャレンジしてみて、結果を教えてくださいーp(^_^)q
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袖付けのイセコミをきれいに仕上げるコツを教えてください_(._.)_
更新日: 2011/01/05
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「袖付けのイセコミをきれいに仕上げるコツを教えてください_(._.)_ 」
こんにちは★
袖付けのイセコミ!これは難しいですよねぇ。。。僕も学生時代は苦労したものです。
ところで皆さん、袖付けのイセコミの意味はわかりますか??
ジャケットを作った事がある方はわかると思いますが。ジャケットの袖をつけるときにイセコミという作業をします。
普通、縫う時は同じ長さの布を縫いますよね。でもジャケットの袖の場合は違うんです。
身頃より袖の方が縫う部分が2〜4cm長いんです。そのまま縫ったら当然袖が余って、身頃に袖がちゃんとつきませんよね。
そこで、袖の長い分2〜4cmを無理やり押し込みながら縫い上げるんです。
この無理やり押し込む作業を「イセコム」と言います。
お家でこれを読んでいる方、今ジャケットを着ている方、ジャケットの袖を見てみてください。
ジャケットの肩の部分、袖がポッコリと少し盛り上がっていませんか??
これはイセこんだ事によってゆとりが生まれているんです。
人間の身体の構造上、この2〜4cmのゆとりが着心地にとても重要な影響を及ぼしているんですよ★
では、キレイ縫うコツに戻りますね(^^)
まずパターンの確認です。ちゃんと合印を打っていますか??イセコむ分量を考えて合印が打ってあればOKです★
縫い方としては、イセコミを見えないギャザーと捕らえるとわかりやすいと思います。
まず、袖の出来上がりから縫い代側に0.2cmと0.7cmの所を「しろも」で「ぐし縫い」します。縫い代は1〜1.5cm位あると安心です。
縫ったら糸を引っ張って(糸は玉結びして置いてくださいね)、ギャザーを寄せます。
★ここがポイント!そのギャザーをアイロンで押さえます。アイロンの先の細い部分を使ってギャザーを潰すイメージです。
次は、身頃と袖の合印をピンで打ちます。合印の間のイセコミはさらに細かくピンを打っていきます。
仕上げに出来上がりを「しろも」で手縫してしまいましょう。そうしたら着てみて確認します。
もし袖にギャザーが寄っていたら、「しろも」を少しほどいてイセ分量を調節します。
キレイについたら、そのままミシンで縫い上げます。最後に「しろも」を取って完成です。
伝わりましたでしょうか??伝わっていると嬉しいです★あとは練習あるのみです!薄い生地より厚い生地の方が簡単です(^^)
プロの方は目打ちを使って縫いながらイセコンでいくらしいです、とてもじゃないけど真似出来ません(*_*)
うまくイセコめる事を願っています★
もう一つ質問を頂きました(^^)
「生地の色に合わせて ボタンを選ぶ時の ポイントを教えてください☆彡」
ちょっとメールが長くなってしまったので、続きはやまよブログでご紹介したいと思いますー★
アメブロです(^^)
http://ameblo.jp/yamayoblog/entry-10693008568.html
店長の奥さんが一号!僕が二号!でやってます(^^)v
いかがでしたでしょうか。今週もまた一つ洋裁上手への階段を上りましたね★
来週は「ミシン針のお話」をしようと思っています(^^)太さや種類、ニット用や革用など、実は奥が深いミシン針。
ミシン針に関する疑問質問がありましたらメール下さいっ★
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更新日: 2011/01/05
今週はこれからの季節になくてはならない『ウール』についてお届けしたいと思います。
ウールとは。そう、羊さんの毛です。皆さんのクローゼットにも必ずウールの洋服があると思います。
ウールと人間の歴史を紐解くと、紀元前5000年以上も前から人間と羊は一緒に生活していたそうです。
今でも僕達はウールのコートを着ているわけですから、羊さんとはだいぶ長い付き合いですね★
直接会えるのは牧場くらいですけど・・・(笑)
みなさんは牧場で羊さんにさわった事はありますか??
結構ベトベトしていませんか??
ベトベトの原因は毛についた脂なんですが、この脂、実は女性のみなさんをキレイにしてくれるのに一役買っているんですよ★
この脂は手がカサカサになったときに塗るクリームや口紅、せっけんの原料になるんです!
洋服にもクリームの原料にもなるなんて、羊さんは女性の味方です(^^)/
ウールは一年に一回、春に毛を刈り取ります。一頭から3〜4kgの毛が取れ、スーツ一着分に相当します。
皆さんの着ているスーツは羊1頭分なのです★
ウールは温かいと良く言われますが、なんで温かいんだろう?と思いませんか??
ダウンもなんで温かいんだろう、モコモコしてるから??
なぜ温かい。その答えは「空気」なんです。温かいとは「体温が外に逃げない事!」です。
ウールやダウンの間に溜まった空気が断熱材の役割をして、人間の体温をしっかりと閉じ込めるから温かいんです★
なんだか意外ですよね。
ウールを顕微鏡で見ると凸凹しています、綿や麻はツルっとしています。
その凸凹に空気がたまる事によって、保温されて温かい★綿や麻はつるっとしているので、空気が溜まりません。
ダウンも羽の間に空気がたまる事によって保温されるのです。
最近流行っているヒートテックアイテムも繊維の形を空気がたまりやすい形にしているんですよ(^^)
ウールは保温性の他にも吸湿性も良く、汗をしっかり吸い取ってくれます。しかも汗を吸い取るとウール自体が発熱するので、体が冷えにくいんです。冬の下着に最適なんですよ★
ウールの主成分はタンパク質、虫の大好物なのです・・・、虫食いとはよく言ったもの、ほんとうに食べられているので、保管の際には防虫剤も入れてあげてくださいね。
お家で洗濯できなかったり、繊維の形的にアルカリ洗剤と摩擦はNGなんです・・・。フェルトになってしまいます。
濡れるとシワになりやすくなったり、毎日着ていると毛玉が出来たりと、弱点もあるわけですが、ウールはとても良い素材です★
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更新日: 2011/01/05
洋服の裏に付いているスベスベツヤツヤしたやつ、そう裏地です。
着る時は特に意識しませんが、縫うとなるととってもやっかいな裏地。
裏地をつける目的は、
・裏側の縫い代を隠す。
・透けを防ぐ。
・保温・吸湿を助ける。
・着脱しやすくする。
洋服を見えない部分から支える影の主役、それが裏地です★
裏地の素材はキュプラ(ベンベルグ)とポリエステルが主流です。
ポリエステルの方が安いので最近の既製服はポリ裏がとても多いですが、ポリ裏は静電気が起きやすいのです。
キュプラは綿が原材料なので、静電気も起きにくく吸湿性も高く、とても滑りがよく着脱もしやすいです。
自分でジャケット等を作る場合は断然キュプラがオススメです★
あまり知られていないですが、裏地にも夏用や冬用があり、作る服に合わせて選ぶと見栄えも着心地も格段にupしますよ(^^)
やまよで扱ってる裏地は主に5種類!ちょっとご紹介したいと思います。
・ベンヒット(キュプラ)
平織りの裏地。
スタンダードな裏地で夏以外のシーズンでつかます。夏だとちょっと暑いし、汗をかくと肌に付いちゃいます。
・ベンサンシモン(キュプラ)
横に撚糸(細い糸を撚ったもの)を使っている裏地。
薄めで若干の張りがあります。春物のジャケットなどの薄いアウターにオススメ!型崩れを防ぎ、かつ表地の風合いを損ねないようになってます。
高級な仕立てをしてる仕事の人が良く買っていきます。最近流行っている着物からリフォームしたワンピースやジャケット等にも使われています。
・ベンラセーヌ(キュプラ)
ローンみたいな(すごく薄い綿の布帛)裏地。
夏物の裏地で、汗をかいても肌につきません!またポリエステルの夏裏より吸湿性もあり、張りもポリ裏より無いので夏の薄い表地でも風合いを損ねないと思います。
とにかく肌触りがいいので人によっては冬場でもパンツやスカートの肌に触れる洋服には使っている人もいます。
・ベンフルフル(キュプラ)
シャンタン織(ネップ糸やスラブ糸をところどころ使っている織方)の裏地。表情のある生地です。
コートやジャケットは裏地が見えることが多いので、見えたときにシャンタン織ってのは洒落てる気がします。
ベンヒットよりも厚地で張りがあります。厚地なので普通の裏地より若干縫いやすいかも。
秋から冬にかけての裏地なので春、夏はやめたほうがいいですよ。
・ツートン(キュプラ)
キュプラ(ベンベルグ)を原糸として使っている綾織の裏地。
かなりの厚手なので冬物のアウター向けです。また、紳士服でも使われるので、紳士服のオーダーの仕事の人もよく買っていきます。
夏物は
・ベンサンシモン
・ベンラセーヌ
冬物は
・ベンヒット
・ベンフルフル
・ツートン
という感じです★
あとはデザイン(張りを出すのか、柔らかい雰囲気にするのか)や表地の雰囲気(織りや柄など)と相談して決めましょう(^^)
もちろんお店に来ていただければ相談に乗ります(^^)/裏地を選ぶ時は必ず表地も一緒に持って来てくださいね♪
お待ちしてますー★★
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更新日: 2011/01/05
★ニックネーム「オル」さんから頂きました。
【初めまして。以前、やまよさんと同じく洋裁材料のお店でアルバイトをしていたのですが年配のお客様に「5匁(もんめ)ありますか?」と聞かれたことがあります。お店はもう辞めてしまったのですが、ふと気になったので質問してみました。】
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オルさん!こんにちは★
ご年配の方は今では使われなくなった洋裁用語を使われるので、
僕もたまに聞かれると、え??何ですかそれ??と迷ってしまいます・・・でも、よくよく話を聞くと。あ〜、それですね!!って事が良くあります。
5匁とは、羽重糸の大巻の事を5匁と呼びます。
羽重糸の大巻と言われてもわからないですよね・・・
羽重糸とは、絹のミシン糸の事です★大巻きは700m、通常の小巻きは100mです。
絹のミシン糸の700m巻の事を略して5匁と呼びます。わかりましたか(^^)
★洋裁トリビアコーナー★
このままの勢いで、今では使われなくなった洋裁用語をご紹介します★
まず一つ目!!
「莫大小」←これ読めますか?バクダイショウ??僕も始めはこう読みました(>_<)
これはメリヤスと呼びます。今で言うところの「ニット」に当てはまります。
「103」←これもサッパリですよね・・・。
これはシンガーのミシンの品番なんですが、昔から103(ヒャクサン)と呼ばれて親しまれていたそうです。
今では総称して工業用のミシンを表現するそうです。
「人絹」←ひときぬ??
これはジンケンと呼び、レーヨンの事です。
レーヨンの光沢が絹に似ている事から、人が作った絹で「人絹」と呼ばれていました。
若い読者の方はおばあちゃんに聞いてみるとわかるかも(^^)
昔はみんな洋裁をしていたので、意外な話が聞けるかもしれませんよ★
ぜひぜひコミュニケーションとってみてください♪
他にもこんな用語も知ってるよと言う方がいたらぜひぜひ教えてください。
コチラまでinfo@yamayo-nippori.com
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